手紙 / 親愛なる子供たちへ



お芝居の後、紹介されたのがこの詩で、お願いして台本の一部をコピーしてもらいました。

樋口了一さんの歌です。



手紙 / 親愛なる子供たちへ

年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話をする時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消え去っていくように見える 私の心へと励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい 




‥私の母が認知症なので、だからこの詩を(お父さん役の方の棒読みだったけど)聞いて、
どうにも涙がこみ上げてきました。

ほんとにそうだなぁ‥って。


あと、私から言えることは
なんか変だなってもしも感じたら、早めに適切な受診をしてほしいなってことです。

認知症状の原因の病気を見極めることで、症状が消えることもあるし、
認知症だったとしても、進行を抑えることや周囲の対し方で、その方の生活の質が大きく違ってくるから。
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