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リフレのサロンで

サロン勤務の折々に学んだことは沢山あります。私が一番感化されたのは、ある人の人生に対する姿勢からです。何事でも学んだ技法をすぐに実践していくその人を見たことで、‘習熟するまでは行うべきではない’と思っていた私の背中を押してもらえたのです。たくさんの学びを実践することをためらう必要はないのだということを気づかせてもらいました。
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ヴィパッサナー瞑想

あの環境が今も時に、懐かしくなります。山の静けさや男女の庭の境界となっていた小川、赤く色付き始めた木の葉。朝・昼の菜食と夕べのティータイム。自分と向き合うための豊かな時間が。

ヴィパサナー瞑想

国内では京都の山中にあり、外界との接点は絶たれ、他者との関係も必要最小限。瞑想三昧(一日10時間半)の十日間で、心身ともに鋭敏になっていきました。

ヴィパッサナー瞑想

瞑想時の座り方についての規定はなく、クッションを使ったり、脚の組み方を変えてみたり、色々試しました。長いときは2時間、普通でも1時間座るので、初めのうちは脚が変形するんじゃないかと思うほどの圧迫痛です!周りの人は平気で座っているのに、これほど苦しいのはもしかして自分だけか?とすら思えてきます。最終日も近くなると瞑想の効果か、あれほど辛かった痛みにも冷静に耐えられる(というより気にならなくなる)ようになりました。なんせお釈迦さまが悟りを開かれたのち、自ら指導された瞑想法ですから。解脱の域に達した暁には、感覚の伴わない心地良さに遊ぶと、講話で聞きましたが‥想像できません。けれど、この瞑想を真剣に続けられたなら、感情の大波も肉体のざわめきも、たやすく制御することが出来るようになっても不思議はない気がします。

ヴィパッサナー瞑想について

以前から気になっていたヴィパッサナー瞑想。すべての状況が行くことを後押ししてくれたので、昨秋にパートナーと参加しました。早朝4時に起きて夜10時前に寝る生活が丸十日間です。先生とマネージャー以外の人とのコミュニケーションは、一切禁止されます。自分一人の瞑想を行うという意味では、快適な静寂です。会話が解禁になった時に、普段どれほどのエネルギーを他者との関係に注いでいたかを初めて痛感しました。

エサレンのセッション

“なごみところ”にセッションを受けに来られるのは、ほとんどが女性です。私がエサレンボディワークを学んだクラスの男女比は4:12でした。この数字に象徴される以上に、男性のプラクティショナーは少ないです。そして、多くのサロンで、男性は紹介者がいなければ、セッションを受けられません。これは、基本的にフルヌード(もちろん身体は大きな布で覆われます)で受けるゆえに直面するセクシャリティの問題が大きいです。クライアントとプラクティショナーの間に信頼関係が築けなければ、エサレンのセッションは行えません。私とパートナーはいつも、クライアントと充分に会話をします。初めて会ったばかりの人でも、リラックスしてエサレンのセッションを楽しんでもらいたいのです。

エサレン・ボディワークを実践して

エサレン研究所とのつながりが日本で一番深い、編カンパニーの資格認定コースで約半年学び、30人のセッションを終えた私たちは、認定書を手にしました。案ずるより産むが易しと云いますが、まさにその通りでした。男性ゆえに難しいのでは‥という思いは、まったくの杞憂だったのです。リフレのサロン仲間の口コミで、私のセッションを受けてくれるクライアントの予約がたくさん入るのです。パートナーがいつもサポートしてくれているので、気まずい局面が軽減されている部分も大きいと思っています。

エサレン・ボディワーク

リフレクソロジーのサロンで働き始めた私。自分の中で、全身に働きかけるオイル・マッサージを習いたいという想いが、しだいに大きくなりました。数年後、パートナーに初めてエサレンの話をしたのですが「面白そうやん!」ということで、すぐに二人で学ぶことになりました。長年の希望がかたちになりはじめたのです。

エサレン・ボディワーク

エサレン・ボディワークという、心に働きかける全身オイルマッサージがあるということは10年前から知ってはいました。けれど男性である私が習ったところで、実際にセッションは出来ないだろうと、ためらっていました。

退行催眠中のエピソード

ヒプノセラピーを実際に始めた私は、沢山の興味深い体験をすることになりました。クライアントの体験している前世に、私も存在していて、医師であったり、ヒーラーであったりしたこと。当時の職場の同僚全員が仲良く暮らしていた過去生のこと。また、退行中のクライアントが光の存在に出合って、人生を切り開いて行く方法を尋ねたときに、クライアント自身の口から、『それは彼が知っているので彼から説明してもらいなさい』と言われたと聞かされた事がありました。驚いた私は思わず「分かりました」と言うと光の存在が微笑んでうなずいているとクライアント。そんなケースは聞いたことがありませんが、セラピー後のレクチャーでクライアントの心に響く方法をお伝えできたようで、安堵した私でした。